ごせんふ いぼ治療に思う(1) ごせんふ

長い年月ウイルス性いぼを扱っているとといろいろのケースにお目にかかります。
ウイルス性いぼの治癒には心の前向きの働きが関与していると考えざるを得ないケースにしばしば遭遇します。
そのケースを具体的に説明し考えてみました。

かたつむり

最近の医療は薬物の薬理効果と外科的技術にのみ頼りすぎているのではないかと思います。
心の面からの治療も重視して治ろうとする気持ちを強く持たせることが必要ではないでしょうか。
特に免疫系の関与する病気とホルモン系の関与する病気では心を前向きにさせることが必要と考えます。

皮膚科ではマルハゲ(円形脱毛症)・アトピー性皮膚炎・シロナマズ(尋常性白斑)などには心のバックアップが大事です。
特にウイルス性イボすなわち尋常性疣贅・青年性扁平疣贅の治療には心の面からの治療が大切です。
心の面からの治療とは具体的には暗示療法とイノリということになります。
特に暗示に反応しやすい子供にはいぼ消えろ、イボ消えろとオマジナイをさせるようにしています。

昔からいぼとりのオマジナイはいろいろあります。ネット検索をして調べてみました。
おまじないのいろいろを御覧下さい。
かたつむり

最近経験した心の力の必要を強く感じさせてくれたドラマチックなケースです。
6才の女の子が左足のうらにイボ(尋常性疣贅)が多発し1か月後に神奈川県川崎市内の医療機関を受診しました。
その医療機関で液体窒素によるイボ冷凍凝固法を3か月間に合計10回してもらいました。

その約1週間後にイボは全く取れていない状態で私の医院を受診されました。
翌日からブラジルのサンパウロに行くとのことで、お父さんに治療法を教えました。
そして「真面目に私の教えどうりにやれば必ずイボが取れますから、取れたらメールを下さい」と約束しました。

治療法は就寝前にスピール膏をはって、朝にグリチルレチン酸の軟膏をつけ、子供には「イボイボ無くなれ」のおまじないをさせることにしました。
そしてグリチルレチン酸軟膏5gチューブを2本、スピール膏10枚を投薬しました。
グリチルレチン酸の軟膏はイボが治ったとの報告があるものの市販薬の湿疹に頻繁に使われている薬です。

それから1か月後ににサンパウロから「1週間前にイボがとれました」というお父さんの喜びのEメールを受け取りました。
3か月間合計12回のいぼ冷凍凝固法にびくともしなかったイボがなんと3週間で落ちたのです。

このケースは第67回日本皮膚科学会静岡地方会の一般講演で発表しています。

かたつむり

たまたま東海道400年祭参加のホームページを仲間で作成することになって東京の日本橋をスタートして一路京都の三条大橋を目指しました。たまたま愛知県知立市の宿場を訪問の時に在原業平の墓を訪問しました。
在原業平の墓は墓石の窪みに溜まった雨水をつけるといぼが落ちることからイボ神様として信仰されていました。

以前からイボトリ神様・仏様に興味を持っていましたので、イボトリ神様・仏様を訪問取材してみたくなりました。
これがイボトリ神様・仏様の取材旅の始まりでした。
現代医学の技術に暗示療法プラスアルファーの力を持つイボトリ神様・仏様の力を借りればウイルス性イボをより効果的に治療出来るのではないかと考えました。



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