十五夜 業平の供養塔(いぼ神様)
〜愛知県知立市八橋町五輪8〜


平安初期の歌人在原業平(ありわらなりひら)が東下りの折にかきつばたの五文字を句の頭に据えて詠んだ「からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびおしぞおもう」で知られた杜若で有名なのは愛知県知立市の八橋町です。八橋の業平ゆかりの寺の無量寿寺(むりょうじゅじ)の近くにある業平の供養塔と伝わる宝篋印塔(ほうきょういんとう)を訪れました。現在はいぼ神様として信仰されているとのことです。(2000年8月6日公開)

業平供養塔     業平供養塔

「在原寺縁起」によると889年〜897年に
業平の骨を分け、この地に塚を築いたと
されています。
この供養塔は鎌倉末期に業平を偲び
建立されたとのことです。
いぼ神様     いぼ神様

供養塔に溜まった水をつけるとイボに
つけるとイボが治るといわれています。


業平の供養塔へのアクセスGoogle Map

列車で

JR豊橋駅(東海道新幹線)⇒名鉄名古屋本線⇒知立駅⇒名鉄三河線三河八橋駅下車(徒歩)

マイカーで

国道1号線の安城市今本町西の交差点で県道12号線を北上し今本町4交差点で西に向かい、来迎寺町交差点で北上すると無量寿寺に着きます。無量寿寺から南に下り最初の信号を右折して名鉄三河線の踏切を渡った右側に在原業平の供養塔があります。

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