瀬織戸神社・辨天様
静岡市清水区折戸1−16−6
(2014年4月22日更新)


ネット検索中に見つけた静岡市清水区折戸にあるいぼ神様信仰のある瀬織戸神社(せおりどじんじゃ)を訪問しました。東名高速道路の清水I.Cを出てすぐ清水I.C西交差点で左折して県道54号線を1300mほど南下、江尻大和交差点で左折して国道1号線をJR清水駅前まで600mほど走り、右折して県道149号線に入り2400mほど道なりに南下し、巴川の羽衣橋を渡りさらに2200mほど南下した駒越東町交差点を左折、三保方面に向かう一つ目の信号機を右折しスーパーヒバリヤ折戸店の交差点を右折してすぐの左側に瀬織戸神社の森があります。

瀬織戸神社正門、鳥居右横に説明板 神社入口の瀬織戸神社の説明板
瀬織戸神社正門、鳥居右横に説明板 神社入口の瀬織戸神社の説明板
向かって左から見た神社、手前に庚申塔 向かって右から見た神社
向かって左から見た神社、手前に庚申塔 向かって右から見た神社


神社の入口の説明板によると〜当神社は約1200年前の神護景雲元年(767年)に建てられたもので、祭神は瀬織津姫(天照大神の第二王女)である。別名「辨天様」とも呼ばれ、水難・豊漁・招福・修学等を祈願する神であり、又いぼ取りを祈願した人が成就の際に自分の年だけ奉納した白石がある〜とありました。神社の前には白石が沢山奉納されていました。瀬織津姫神を祀った神社は2008年5月現在で日本全国には454社あるそうです。

正面から見た神社、右手前に手水舎 神社前の沢山の白石
正面から見た神社、右手前に手水舎 神社前の沢山の白石
賽銭箱の前に奉納された白石 奉納された白石の拡大
賽銭箱の前に奉納された白石 奉納された白石の拡大


(写真撮影は2009年4月23日)


神社の祭神の瀬織津姫(せおりつひめ)について少し調べてみました。日本国語大辞典第二版7(小学館)によると『流れの速い川瀬にいて、人の罪やけがれを海に運び去るという女神。』とありました。戸部民夫著の日本の「女神様」がよくわかる本(PHP文庫2007年7月18日第1版第1刷)によると瀬織津比売命(せおりつひめのみこと)とあり、八十禍津日神(やそまがつひのかみ)の別称であるとされており、、速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)と同神とする説もあり、あるいは天照大神(まてらすおおみかみ)の荒魂(あらみたま)ともいわれているとの記載がありました。また東北地方の民俗神のオシラ様や座敷童子(ざしきわらし)の背景になっていると考えられているとのことです。
(2009年5月6日記)

 2014年4月19日(土曜)に開催されたJr東海主催のさわやかウォーキング〜世界遺産「三保の松原」を訪ねて〜に参加しました。コース途中の国道150号線から県道199号線(三保駒越線)が分かれる駒越東町交差点で、ちょっと寄り道をさせてもらい5年ぶりに瀬折戸神社を訪れました。5年前と変わらぬ姿の神 社にお詣り出来ました。社前の左右には沢山の丸い石が変わらぬ姿でみられました。(2014年4月22日記)

正面の鳥居横の神社の説明板 社前に向って右前の沢山の石
正面の鳥居横の神社の説明板 社前に向って右前の沢山の石
社前に向かって左前の沢山の石 石の拡大
社前に向かって左前の沢山の石 石の拡大

                                         (写真撮影 2014年4月19日)

瀬織戸神社へのアクセス


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