堀内神社・イボ神社・イボ石
長野県上伊那郡飯島町飯島鳥居原


ネット検索中に長野県飯島町鳥居原にある堀内神社がイボ神社であることを見つけ、お盆のお休みを利用して飯島町を訪れました。宿のみどり湖のさつき苑を出発、国道20号線から塩尻ICで長野自動車道に入り、岡谷Jctから中央自動車道で名古屋方面に向かい駒ヶ根ICまで走りました。IC入口を左折して県道75号線に入り、駒ヶ根市北町交差点を右折し国道153号線を南向、飯島町中心部に到着。

飯島町鳥居原は広いので先ず飯島町歴史民俗資料館(信州飯島陣屋)に寄って学術員の方から堀内神社への道を教えて頂きました。資料館の場所は江戸時代の延宝5年(1677年)から陣屋があった場所です。頂いた説明書によると飯島代官は初めは江戸のお役所に詰めて仕事をしていましたが寛政7年(1795年)から駿府紺屋町陣屋の出張陣屋になってから駿府(静岡市)で任務に就いていました。

農協の倉庫と鳥居原公民館と火の見 大きな木の中に堀内神社(後面)
農協の倉庫と鳥居原公民館と火の見 大きな木の中に堀内神社(後側)


JR飯田線の飯島駅の北側の踏切を渡り県道200号線を東に1000mほど走って右折して南に400mほど下った右側に鳥居原公民館と火の見と伊南農協の農機具倉庫がありました。そこの十字路の東南角に大きな木に囲まれたイボ神社の堀内神社があり、神社の南側に鳥居があり正面のすぐ奥に二つのお社がありました。

堀内神社(正面) 堀内神社の鳥居
堀内神社(正面) 堀内神社の鳥居


小さいお社の向かって左側に直径20cmくらいの窪みのある石がありました。石の窪みに溜まった雨水をつけるとイボが取れるといわれています。この石をイボ石といい、神社がイボ神社といわれました。本州の中央山岳地方には石と水のイボ神様が多く、長野県には現在30か所のイボ神様があり、その半分はイボ石なのです。


イボ神様の祠とイボ石 イボ石の窪みの水をイボにつける
イボ神様の祠とイボ石 イボ石の窪みの水をイボにつける

                                 (写真撮影2007年8月15日)

堀内神社へのアクセス→Google Map

参考サイト

信州飯島町ホームページ
:飯島町のことをもっと知りたい方は御覧下さい。

ブログ「いぼとり神様・仏様:いぼ神様取材当日のブログです。
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