蛙 炮烙地蔵・エボ地蔵
埼玉県久喜市栗橋東3−15−7


日光街道にある田宮の雷電神社(疣大権現)と小淵山観音院の写真を贈ってくれた当院の患者さんのOさんが1週間後に同じく日光街道の栗橋宿(旧北葛飾郡栗橋町で現在は合併して久喜市)にある炮烙地蔵の写真を贈って下さいました。旧栗橋町教育委員会の案内版によると〜むかし、現在の利根川に関所が設けられ、人の通行をきびしく取締まっていた時代、関所を通らないで渡った者、あるいは、渡ろうとくわだて事前に発見された者は、関所破りの重罪人として火あぶりの刑に処せられたと伝えられている。処刑場も地蔵尊のある現在の場所であったという。こうした多数の処刑者を憐み、火あぶりになぞらえて、その土地の人が供養のために炮烙地蔵として祭ったものである。今も焙烙に名前を書き入れ奉納されているのが見うけられる。また、エボ地蔵ともいわれ、あげた線香の灰をエボにつけると治る、といい伝えられている。〜(2012年4月22日記)〜ブログ「いぼとり神様・仏様」のページもご覧ください。

炮烙地蔵の地蔵堂 炮烙地蔵の案内板
炮烙地蔵の地蔵堂 炮烙地蔵の案内板
左方向から眺めた焙烙地蔵 右方向から眺めた炮烙地蔵
左方向から眺めた焙烙地蔵 右方向から眺めた炮烙地蔵
奉納された沢山の炮烙 奉納された沢山の炮烙
奉納された沢山の炮烙 奉納された沢山の炮烙


参考サイト


久喜市公式ホームページ久喜市指定文化財のページ

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